試作と量産をきちんと把握する

2011-03-14

企画営業さんに多いのですが、「試作=数個の生産、量産=多数の生産」というイメージをお持ちだったりします。実質的には、試作と量産は生産台数ではなく、「フェーズの違い」です。大きくざっくり言うと、開発段階であるのか否かという違いがあります。当然、量産時には開発が完了しているはずです。

それを踏まえて、量産が数台の生産しかないことはよくあります。例えば、産業機器は家電のように何百万台と生産することは稀です。量産での生産台数が少量の場合、機器を一から開発せずに市場の製品を購入して利用する方が、コストメリットを得られることがあります。開発に結構な金額を投資しても、製品で回収することができなければ物づくりに対して消極的になります。

また、試作時にかかる費用を抑えられる上に開発期間も短縮できる期待が持てます。但し、仕様によっては既存の製品を購入する方がカスタマイズに工数を取られてかえってコストアップになることもありえますので、仕様をお伺いした際にいくつかの選択肢を設けて、判断されることが賢明です。また、市場の製品を購入する場合、供給がいつSTOPされるのかわからないリスクがありますので注意が必要です。
突然メーカーさんが生産打ち切りを発表したり、商社さんが取り扱いを中止したりなど懸念事項が無いわけではありません。

こういった懸念事項とコストパフォーマンスを天秤にかけながら、進めていくのも一つの物づくりの道であると思います。どのような製品を開発するのかはもちろんですが、既にある既存の製品の選定も弊社では行います。是非、ご検討のお手伝いが出来れば幸いです。

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